宝くじを買い、株を買わない日本人
こんにちは! テトラです。
SPONSORED LINK
本日、年末ジャンボ宝くじが発売になったそうですね。
1等・前後賞合わせて10億円が当たるそうです。
10億円あったら何をしますか?
旅行に行って、家を買って、鞄も服もほしい・・・ですか?
宝くじを買わない主義の私には縁のない話です。
そんなことより投資をしましょう。
■宝くじが当たる確率は事故に合う確率より低い
宝くじを買う人に「当たらないよ」と言っても、
「うるせえこちとら夢を買ってるんでい」と言われてしまいます。
飛行機事故に合うより低い確率でしか手に入らない夢なんて必要なんでしょうか。
また、宝くじを買いに駅まで行く途中に交通事故で死ぬ確率の方がずっと高いそうです。
外出するという行為は実はかなりのリスクを負っています。
ですが私達はちょっと醤油を買いに行くのに戦車を用いたりしません。
昨日までは事故に合わなかったし、今日もどうせ合わないだろうと無意識のうちに思っているからです。
外出しないという行為にも実は相当のリスクがあります。
ミサイルが家に落ちるかもしれませんし、強盗に入られるかもしれません。
ですが私達は庭の核シェルターで日々を過ごしたり、常にナイフを忍ばせながら家事をしたりしません。
そんなことはほぼありえないということを知っているからです。
ほぼあたりえないことを知っているのにバンバン買われているのが宝くじです。
SPONSORED LINK
■宝くじは自ら差し出す税金
宝くじの収益金のうち約40%は都道府県のものになります。
3,639億円というとんでもない金額です。
これは鳥取県の28年度一般会計予算を余裕で超えています。
世のため人のために寄付しようという慈愛溢れる国民が実に多いことがわかります。
鳥取県の財政状況(詳細版)/財政課/とりネット/鳥取県公式サイト
■株を買わない日本人
日本人のカネに対する価値観というのはおそらく「タンス預金」、これに尽きます。
カネとは貯めておくものであり、増やすということは考えません。
ソースは私です。
が、探すとちゃんとしたデータもあったのであげておきます。
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/monthly/pdf/0802_d.pdf
投資について学ぶ機会が少ないことも理由として挙げられるでしょうが、
そうは言ってもほとんど投資に興味がないことがわかります。
日本人は現金が大好きです。
大切な現金を手の届くところにずっと置いておくことは確かに安全に見えますが、
可愛い子には旅をさせる必要がありますし、天下も回ってもらわねばなりません。
現金の飼い殺しが社会を、ひいては自分を悪くします。
また、投資をただのギャンブルとみなしたり、
株で儲けている人を「よくわからないけどなんかずるい奴」のように思う風潮が
まだまだありそうな気もしています。
SPONSORED LINK
色々書きましたが、もし私の夫が宝くじに当たったら、
こんなことを書いている人間には一銭も渡さないでしょうね(笑)